イタリア旅行記2018.冬

  1. 1. イタリア一人旅 ~ 旅行で感じた今 ~ H30.12
  2. 航空券(カタール空港)+ホテル+3都市間(ベネチア⇔フィレンチェ⇔ローマ)の高速鉄道券付9日間の旅
  3. <同じ旅なら・・・ なし✖、どっちでも△、あり〇>
  4. <一人旅で大切なこと>
  5. さて、出発〇羽田国際線
  6. 〇ドーハ(ハマド国際空港)に到着
  7. 〇ドーハ(ハマド空港)→ベネチア(マルコ・ポーロ空港)
  8. 「鐘楼」
  9. サンマルコ寺院
  10. 次は、「ドゥカーレ宮殿」
  11. カッコいいイタリアの新幹線「トレニタリア」
  12. 「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」
  13. 「ウッフィツィ美術館」
  14. 「アカデミア美術館」
  15. <絵画を利用した「当たり屋」にあう>
  16. 「ヴェッキオ」の橋
  17. ピッティ宮殿
  18. 〇フィレンチェ3日目
  19. 「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」
  20. 次は「ジョットの鐘楼」へ。
  21. 「ランチで悶々」
  22. ローマ1・2日目 コロッセオ、スペイン広場、トレビの泉
  23. <『不適』は日常>
  24. <テルミニ駅前のマクドナルド:時間帯で客層が急変>
  25. <ローマ中心街:どうやって渡るのですか?>
  26. 〇ローマ2日目
  27. <「コロッセオ」は駅近>
  28. 「スペイン広場」は、スペインニャ駅を降りるとすぐ。
  29. 「トレビの泉」
  30. 「フェンディ」の本店。
  31. 「スペイン広場近くのマクドナルド」
  32. ローマ3日目 ローマの休日 サンタ・マリア・デル・ポ教会、ポポロ教会、パンテオン
  33. 「フォロ・ロマーノ」
  34. 「チルコマッシモ通り」
  35. 「ナボナ広場」~「パンテオン」
  36. 「マダーマ宮」
  37. 「サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会」
  38. 「焼き栗」
  39. テルミニ駅構内地下のスーパーマーケット
  40. いよいよ最終日(ローマ) ★バチカン観光の日★
  41. バチカン博物館
  42. <「スリ」にご注意>
  43. 「サン・ピエトロ大聖堂のドーム」
  44. ローマ・テルミニ駅
  45. 〇レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港到着。
  46. ソーリー~~~\(°ロ\)! ~飛行機に乗り遅れそうになり、助けられる。※2 絶体絶命ピンチ
  47. 〇日本に帰ってきて
  48. 〇気づき
  49. 終わりに

1. イタリア一人旅 ~ 旅行で感じた今 ~ H30.12

*** 自由で安全な旅を in イタリア ***ベネチア⇒フィレンチェ⇒ローマ

誰かかのブログにたどり着き、多くの助けを受けたので、今回の旅の出来事・感じたことについてシェアします。

私のスペック:ヨーロッパ旅行は10年ぶり。英語はあまり話せませんが、聞き取りは少々。これまで海外旅行は全て友人任せでした。

バスツアーメリット:北イタリア(ミラノ)から南イタリア(ナポリ)まで完璧な段取りで、名所巡りができる。 添乗員から得られる情報も役立ち、効率的に観光が楽しめます。 病気、ケガ、防犯時に助けてもらえるので安心。

バスツアーのデメリット:老若男女が同じペースで移動するため、自分が見たい場所での滞在時間が短くなったり、興味のない土産店などでの時間ロスもあります。長時間のバス移動が苦痛。

安心感と自由度のバランスを考えると、私は自由な個人で移動することにしました。

航空券(カタール空港)+ホテル+3都市間(ベネチア⇔フィレンチェ⇔ローマ)の高速鉄道券付9日間の旅

(ホテル⇔空港間送迎なし)に決定!

コロッセオ から見るフォロロマーノ

12月のミラノは寒そうだし、今回はやめて、ナポリに行けたら行こうと思いました。
結果、混雑する場所には朝早くか遅く入ることで、あまり待たずに入館することができました。前日に訪れる場所とその順番を、ストレスなく行動できるように、一応のプランを立てました。


「英会話力の不安・アジア人・小柄・女性・一人旅」という不安要素を考慮して、ネットで検索し、準備した結果です。

<同じ旅なら・・・ なし✖、どっちでも△、あり〇>

<準備してよかったもの>

・携帯用ポット・保温コップ・・・部屋には無いが、荷物になるので×
・フーズドライ食品(スープ、お粥、カップラーメン)・・・ホテルでお湯をお願いできるなら△
・セルカ棒(写真)・・・三脚+リモコン付き〇
・延長コードとコンセント・・・ホテルのコンセントの位置が不便〇
・ウェットティッシュ・・・飛行機の中でも重宝〇
・ポケットティッシュ・・・部屋にもないので、役立ちます〇
・粉末洗剤・・・手洗いして夜、室内干し〇
・050のIP電話アプリ・・・データ通信で話せます。 通常の電話番号「090・・・」を「050・・・」に転送設定しておくと、周りに旅行に行くこと知らせなくても連絡がとどきます。

<もっと準備が必要だったもの>
・まずは「英会話」です。 イタリアの観光地はほぼ英語が通じます。
・SIMカードの確実な入手方法または日本で購入。 ローマから始まるまる旅は良いが、ベネチアは不便なので注意。(※コロナ後は、eSIMがあるので、この心配は解消されました)
・最初のホテルまでの詳細な地図。ベネチアの路地裏の小さなホテルは迷います。
・美術館等の発見売り場(整理券含む)の場所と予約。

<不要だったもの>
・イタリア語の勉強:自分がイタリア語で話すとイタリア語で返されるおそろしい事態になることに途中で気づきました。以後、イタリア語は挨拶のみ使用。

<一人旅で大切なこと>

・フリーWi-Fiに慣れておくこと。空港・駅・ホテルで利用する。
・トイレの場所とコイン(ユーロ及びセント)を常に意識すること。(絶体絶命ピンチ※1)
・空港では安全検査後(絶体絶命ピンチ※2)

さて、出発〇羽田国際線

外貨両替所→乗乗手続き→保安検査→出国手続き→免税店エリアを通り→乗乗口へ

5万円両替。基本はクレジットと決めた。

羽田の免税店エリアから見える夜の空港はとてもロマンティックです。 早めに安全検査した方が、夜景を見ながらショップめぐりができます。

〇ドーハ(ハマド国際空港)に到着

座席はガラガラ。 ゆったりと快適。

カタールに到着・・・
ハマド空港の朝日が綺麗でうっとり♡・・・

ハマド空港

さすがカタール!リッチな雰囲気がプンプン。 エリート風で引き締まった風貌の人が多い。

ハマド空港にはゴディバのチョコがあるとことを確認。帰りに買って帰ろうかな。

ハマド空港
ハマド空港

乗り継ぎの失敗は避けたいと、ここで気を引き締めます。

若い女性案内係に搭乗口はどこか聞いたら、「チャイニーズ?」と聞かれました。

今回の旅で、私は中国人と間違われ、「マダム」と呼ばれることが多かったです。

目利き(ベテランのホテルや美術館のスタッフ)には日本人だと認識されました。

〇ドーハ(ハマド空港)→ベネチア(マルコ・ポーロ空港)

ハマド空港

隣の席の人がいジワル(割り)

羽田→ドーハ区間より、乗客が多かった。

隣にはインド人らしき青年が座っていて、私の肘掛けに腕を置き、私の体を押し出そうとしてくる様子でした。離陸時には頭を下げて額を両手で押さえる祈りのポーズをしていました。離陸が怖いのか?私から体が離れたのでホッとするが、再び、私を肘で追い出すような姿勢に変わった。この行動に不安を感じ、CAさんに困っていることを伝え、空席の後部座席に移動させてもらいました。
カタール空港を利用する際には、予約後に搭乗前日に最終チェックし、空いている後部の席に変更すると楽です。

ベネチア 1日目

(ホテル:サンタ・ルチア駅周辺)

〇マルコ・ポーロ空港→ローマ広場

(A旅行代理店の一人分が通常の2倍で1.2万円。自力で行く場合は、バス+水上バスで2千円程度)

主要な空港・駅で、「おまかせSIMが入手可能」というネット情報を信じたが、どこにも見当たらない。幸い、空港では、Wi-Fiが使えるので、ホテルまでの道筋を調べました。
本島までのアクセス方法は、大きなキャリーケース(約20Kg)の私には、バス(8ユーロ)+徒歩が最もコスパがよい。バスのトランクへの荷物入れは自分でいれる。これで旅行会社に頼むより1万円安く費用をおさえれました。ホテルは割高ですが、「サンタ・ルチア駅」近くにしました。 駅さえたどり着けば、後は楽勝と思っていましたが・・・。

〇ローマ広場→サンタ・ルチア駅(ベネチア本島の駅)

車両(バス)は本島まではいけないので、近くの「ローマ広場」で全員下の車。「サンタ・ルチア駅」の方向がわからないので、人の流れに沿って歩きました。

次に本島に渡す橋の前に到着。橋の階段を見て驚きました。この階段をのぼるしかないの!?・・・(‘Д’)

「コスティトゥツィオーネ橋」

ローマからサンタ・ルチア駅に行くにはこの橋を渡るか水上バスで。

ジェントルマン登場

スーツケースを一人引きずりながら階段を登っていく・・・。ふらついていたのでしょう。急に手元が軽くなり、真横に並んだインド人系の男性がそっとスーツケースの持ち手に一緒に持ってくれ、階段をスタスタと私と一緒に登っていきました。橋の頂上に上がった瞬間、何も言わず、去っていきました。後から考えると、水上バス24時間券で、行けば良かったんですが・・・。

〇サンタ・ルチア駅→ホテル

近いはずなのに、ホテルが見当たらない。橋を渡ると視察の「無印ショップ」があり、ついつい立ち寄ってしまいました。駅まではたどり着いたものの、ホテルが見つからず、駅から歩いて3分のはずなのに・・・。印刷した地図を頼りにして石畳をガタガタとスーツケースを引きずりながら、何度も同じ場所を歩き回り、30分ほど苦労しました。

サンタ・ルチア駅構内のカフェ

インターネットに接続させるため、再度、駅に戻り、フリーWi-FiのQRコードを入手するために、立ち飲みカフェで、(カウンターが高い)カフェラテを注文。情報を詳細に入手し、すぐに到着します。
ホテルの前の道とは思えないほど「ベネチア」の道は寂しい。
*反省点として、オフラインで使用可能な地図のアプリを入れておくべきでした。

サンタ・ルチア駅

明日の高速鉄道「トレニタリア(ベネチア→フィレンチェ)」は、時間指定の切符のため、事前に、遅れずに確認にサンタ・ルチア駅へ行きました

〇ベネチア本島で、SIMカード入手可能

ホテルから少し歩いてTIMのプリベイトSIMを購入。その場でうまくネットに繋がらなかったので、店員のお兄さんに設定してもらいました。

もう暗いが、最初、どこも観光してないので、「サン・マルコ寺院」だけは行くことに。途中から水上バスに乗って。

サン・マルコ寺院

日が暮れた後で施設はほとんど閉まり、人も少ない。 周辺には高級なショップが多く、そこを歩いているイタリア人はすごくカッコいい。
一方、サンタ・ルチア駅は庶民的で、外国人観光客への声掛けが盛んです。
イタリアファッションの影響もろに受け、帰国後すぐに同じようなニット帽を購入(笑)

水上バス(ヴァポレット)から

水上バス(ヴァポレット)から

ベネチア2日目

アットホームなホテルだった。
朝食で若い日本人男性2人組に見かけました。見渡してもウエイトレスがいないので、「どうしたらよいですか」と聞くと
「おばさんがパンとハムを持ってきてくれますよ。」教えてくれました。
この後、この旅で気軽に話しかけられるような日本人には出会いませんでした。

水上バスで、まずは、昨夜訪れた「サン・マルコ広場」へ。
水上バスに乗ったはいいが・・・、誤って逆方向に進んでしまいました。停留所が隣だった。普通の道路だと止まったが反対なら、停留所は向こう岸にあるのだけど。
乗り直して「サン・マルコ広場」に。朝早いので、まだ人は少ない。

水上バス、水上タクシー、岸から岸へ:移動用ゴンドラ:トラゲット
(観光ゴンドラ)

水上バス(左)、水上タクシー(中央)、右(岸から岸へ:移動用ゴンドラ:トラゲット)

「鐘楼」

まずは、長い列になりそうな「鐘楼」をエレベーターで昇りました。
美しい街並みと水のコラボ。
気持ち良い景色です。

サンマルコ寺院

サン・マルコ寺院 (中央:「パラ・ドーロ」)

次は、「ドゥカーレ宮殿」

ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿の「ため息の橋」の牢獄は迷路のよう。
同じところを何度も歩いていました。

前も後も誰も人が見えなくなったときは怖くて小走りしました~
ひゃ~ (/・ω・)/

ドゥカーレ宮殿(ため息の橋)

気を取り直して、外の空気を吸いに・・・ ・・ほっとする~~~

ドゥカーレ宮殿(右)

サン・マルコ広場にある老舗「カフェ・フローリアン」へ。
雑誌で見たとおり美味しそう。うん。美味しい!でも、日本人にはボリュームあります。写真ではわかりませんが、かなりの大きさです。

カフェ・フローリアン

「サン・マルコ広場」から街を散策しながら「リアルト橋」へ

「リアルト橋」
観光名所、「リアルト橋」で写真をとりまくる。
これぞ「ベネチア」絵になるな~。
橋の上は観光客で埋め尽くされていました。

リアルト橋(橋の上から)

ベネチアは寒く、車も電車もなく何かと不便ではあるけど美しい夢の国。 ベネチアをモチーフに作られた場所が多すぎるのか、逆にテーマパークに来たような気分になりました。
直前、オーバーツーリズム問題や大規模な水没被害がといった不安なニュースはあったけど、一度は訪れて良かったと思う場所です。

カッコいいイタリアの新幹線「トレニタリア」

「このステップは何ですか!?」
想定外。 重いスーツケースをなんとか引き上げた。
ベネチア→フィレンチェ間はスーツケースの盗難が多いと聞いて、車両に括りつけるためにダイヤル式のベルトを購入しました。ベネチアという特殊な観光地で買ったので高かったです。
内装は新幹線のようにスタイリッシュ。 座席は空席が多く、静寂で快適。

後ろの席から音漏れが・・・、インド音楽のよう。 最後には、歌いだしていました。呆気にとられていると、向かい通路のイタリア人男性が、前席の中東系女性と笑顔で会話を始めた。みんな楽しそう。

(ホテル:フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅周辺)

フィレンチェ駅に到着。車や電車が見える。夢から覚めて現実社会に戻ってきたようだ。中世の街並みが色鮮やかに残っているが、ここなら住めそう。
到着するかしないかや、駅から公道への長い階段を降りなければいけない。近くにスロープがなく、遠回りしたりと迷いまくる。道は石畳と路面電車で、スーツケースの滑りが非常に悪い。
ホテルになんとか到着すると、そこで最後の難関。フロントは2階で、目の前に10段くらいの急な階段が現れました(?_?)エレベーターもエスカレーターもない!。

・・・一人旅は心配で荷物をいっぱい持っていきたくなるけど、重すぎる荷物は「危険」です・・・

フィレンチェ1日目 ⁂ 夜 * のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」

巨大で荘厳な姿に圧倒される。

日中の雑踏を乗り越え、静かに見上げられる空間は、大聖堂の歴史と建築物の力を怖いくらい強く感じられます。
暗いですが、店はまだ開いているので、人出の多い通りを選んで歩きまくり。夜は、ライトアップされた「街の芸術美」を堪能できます。一人はちょっと心細いけど、ワクワクが抑えられません。昼は施設内部、夜は外観巡りが良い。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

(左)レプッブリカ広場 (中央・右)ヴェッキオ宮殿

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

(左)レプブリカ広場 (中央・右)ヴェッキオ宮殿

駅前に「マクドナルド」を見つけました♪

気軽に異文化が垣間見られるので、海外に行ったときはマクドナルドに行きます。フィレンチェでも立地・コスパともよい。 まだ日本では見たことがない(2018現在)システムです。私がどうすればいよい、オロオロしていると、見かねた他の客が「ここで選んで、そこで番号をもらって、番号が出たらあっちで受け取った」と教えてくれました。

マクドナルドは多様性

フィレンチェのカウンターはアジア系、店長はイタリア人って感じ。 厨房の奥で働いている人や、店内のガードマンは黒人。ちなみにローマでは、カウンターが西アジア系。イタリアは移民大国で、雇用の壁を感じました。マクドナルドのカウンターには、イタリア人らしき人は働いていませんでした。
日本も(特に都市部)コンビニ、マクドナルドは外国人店員が多いですよね。

イタリアは人種のるつぼ

・高級ブランド店のエントランスには、ドアマン兼ガードマンとして、背が高いモデルのような端正な顔立ちの黒人。
・駅前や観光スポット前で安価な衣類等を道に広げているのは、アフリカ・アジア系。
・観光スポットでセルカ棒の貸し出し、雨の日はカッパ・傘・寒い日はマフラーを歩きながら販売しているのは、アジア(インド系が多い)系・アフリカ系の人たち。観光客に足元をヨロめかしながら「アジア物乞い」していた西系の老女が、雨が降り出すと、傘を売り始めるチャキチャキの「商人」に変貌した時は、変わり身の早さに驚きました。手段はさておき、異国で生きていくタフさを感じた場面です。

フィレンチェ2日目

ウッフィツィ美術館 → アカデミア美術館 → ヴェッキオの橋→ ピッティ宮殿 → ジョットの鐘楼

(ホテル:サンタマリアノヴェッラ駅周辺)

駅前の観光案内所で尋ねると、「今日は無料日だから、ウフィツィ美術館とアカデミア美術館、ピッティ宮殿に行くとよいよ」と教えてくれました。もちろん、そのとおりの順で周りました。

「ウッフィツィ美術館」

まず入口でまずく。
入口からかなり離れたところでチケット(無料日なので)を入手する必要があります。その後、10分くらい待って入場できました。

・中央)ウッフィツィ美術館周辺、右)ウッフィツィ美術館の発券機

左)・中央)ウッフィツィ美術館周辺、右)ウッフィツィ美術館の発券機

左)サンドロ・ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」、右)サンドロ・ボッティチェッリ作「春」

誰もが一度は目にしたことがある有名な芸術品が複数あります。
「ヴァッカス」は、 赤ワインに注目している人が多く、皆、 近くから見てて少し混雑していました。 「ウルビーノのヴィーナス」は、 女性達にとても人気。人も動物も風景も全てが美しい作品

左)ピエロ・デッラ・フランチェスカ作「ウルビーノ公の像」、右)レオナルド・ダ・ヴィンチ作「受胎告知」

左)カラヴァッジョ作「ヴァッカス」、中央)ティツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」、

右)ミケランジェロ作「聖家族」

左)カラヴァッジョ作「ヴァッカス」、中央)ティツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」、右) ミケランジェロ作「聖家族」
左)ピエロ・デッラ・フランチェスカ作「ウルビーノ公夫妻像」、右)レオナルド・ダ・ヴィンチ作「受胎告知」

「アカデミア美術館」

「ダビデ像」は思っていたより大きく、堂々とした迫力がありました。同時に腕は、今も動きそうなしなやかさがありました。大理石の彫刻なんてすごい。

ミケランジェロ作「ダビデ像」

ミケランジェロ作「ダビデ像」

<絵画を利用した「当たり屋」にあう>

<絵画を利用した「当たり屋」にあう>

美術館の多いフィレンチェでは、道端で絵を踏ませ買い取らせようとする人がいます。
<状況>
オープンカフェで食事をしている人を見ながら歩いていました。すると突然、若い黒人男性が、「ここ汚した!」と、売り物の絵画を私が「踏んだ」と言っているようでした。踏んだかどうかはわかりませんが、日本人の悪い癖で、「ソーリー」と脊髄反射してしました。
でも、踏めるような場所で売っている方が悪いんじゃないかと思い、「ココ、ロード!ロード!」とジェスチャーつきで私が言うと、そっぽを向いてそれ以上は言ってきませんでした。
今思えば、もっと、さらっと切り抜けた方が良かったかも・・・。
小雨の中でも絵を広げています。有名な美術館な周辺です。彼らは若いアジア・アフリカ・中東系。「汚した」と言われると、罪悪感、感じちゃいますよね。
ちょっと離れた場所では、日本人らしき女性たちがターゲットになっていました。彼女たちも私と同じく「ソーリー」って言っていました(+_+)・・・。
この周辺は、観光客を対象とした軽犯罪や犯罪ギリギリのようなことをしてくることが非常に多いところです。

アルノ川と「ヴェッキオ」の橋

「ヴェッキオ」の橋 

「ヴェッキオ」の橋

アルノ川と「ヴェッキオ」の橋

橋の上は普通過ぎて「ピッティ宮殿」に行くときは、気づかず通り過ぎてしまいました。
途中、橋の周辺でランチ。リゾットの盛り付けが雑で少しショック。味は普通。

左)「ヴェッキオ」の橋、右)「ピッティ宮殿」
ボーボリ庭園

ピッティ宮殿

最初に、「ボーボリ庭園」を散策。上の方に行くと、フィレンチェの雄大な景色が広がります。
天気は曇っていましたが、赤茶色の街並みが美しく見えました。
気持ちいい空気感と開放感。

ボーボリ庭園
大広間「白の間」

最後に、「白の間」に入りました。生演奏が聞こえてくるこの部屋では、椅子に座って聴くためには整理券が必要でした。入場の仕組みが良くないということで、スタッフが気にかけてくれ、温かい対応を受けながら順番を待ちました。
部屋は繊細でエレガントなシャンデリアと白い装飾が施されており、印象的で美しい。

左)「白」生演奏。とても贅沢な時間です
ピッティ宮殿

この日も街中の美しい歴史的建造物を見ながら、夜、10時頃まで歩き回りました。

雨に濡れたフィレンチェの夜は光が反射し、さらに魅惑的になります。

中央:アルノ川「ヴェッキオ」の橋から

〇フィレンチェ3日目

「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」

「ドゥオモ共通パス」を購入し、大聖堂は無料で拝観できることも受け取り、この旅は、一番長い時間列に並びました。ただし30分くらいです。最初に入った博物館は空いていました。
(クーポラの当日券はない(予約必須)ので断念)

博物館
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)
ジョットの鐘楼

次は「ジョットの鐘楼」へ。

「ジェット機のような速さで(エスカレーター)で登れる鐘楼」と、都合の良いように誤認し、入場。後戻りできず414段登ることに。息切れがひどい。休み休み登りました。街でほとんど見かけない日本人が何組かいました。欧米人が「~助けて!!」とジャスチャー付きで叫びながら登る傍ら、静かに、淡々と登る若い日本人女性達。年配のご夫婦も「息切れ」はされているがなんとも静か。日本人の控え目さを強く感じた。

「ジョットの鐘楼」から見たフィレンツェ

「ランチで悶々」

ドゥオモ近くのカジュアルなカフェに到着。
お気に入りの「シーフードリゾット」を注文し、クレジット決済し、席に座ってかなり待ちました。すると、店員が、きまり悪そうな表情で「材料がないから違うのにして」って。「今更?私以外に客いないのに遅すぎる・・・」と不満に思いながら、メニューを見ると値段は全部違う。 「この差額どうする
のか」を聞くと、「(お金の)差分は返す」って。リゾット繋がりということで、「マッシュルームリゾット」を押してきた。キノコのみのリゾットなんて日本でも注文しないのに(-_-;)・・・。
肉や魚類がない。仕方なく「マッシュルームリゾット」にした。大きな妥協だ。するとウエイターは、「あなたの選択は正しい」と返してきた。ちゃんとした謝罪もない、何かと不満でしたが、差額はきちんと現金で返してくれました。

フィレンツェといえば「革製品」ということで、ガイドブックで見つけた老舗へ向かった。近くまで来ているのに店が出てくる。閉店したのかな~。無くなってきたので、手袋あきらめて目の前の「ジェラート」に変更💛

お店のお兄さんが、何か声をかけてくれたが、聞き取れず愛想笑い。あぁ、せっかく話しかけてくれたのに、コミュニケーションがとれないのは残念。

フィレンツェ→ローマ

ローマ1・2日目 コロッセオ、スペイン広場、トレビの泉

(ホテル:ローマ・テルミニ駅周辺)

なんだか東京に帰ってきたような気分です。階段で手こずることもなく、すごい安心感。(しか~しトイレは別!!)

=3都市の印象=
「ベネチア」は、寒く、とても不便だが、セレブな街。
温暖で庶民的な「フィレンチェ」は中世と現代がいい感じでミックスされている。
「ローマ」は都会。平日の朝は、仕事に向かう人々がミニ駅周辺を颯爽と歩く姿が眩しい。高島屋もあり、ストレスなく生活できそう。

ホテル:いいホテルだったが、部屋の洗面所の鏡が顎から下が見えない。私は小柄ですが、日本ではありえない高さです。髪の毛先のウエーブ感はわからず。小柄な人や弱者は、どのような暮らし方をされているのだろうか~と気になります。そもそも街が石畳ですから。
先日、大阪城のエレベーター設置についての発言に波紋が広がりましたね。複雑な気持ちです。
イタリアの不便さは、イタリア人の美意識の高さを所有しました。建築物だけでなく、街並みが歴史のある芸術としても完成している「美」です。

<『不適』は日常>

ホテルの朝食バイキングで個包装のケチャップの切れ目が悪く裂けない不良品がありました。ウエイトレスに伝えると、その私に新しいものをくれて切れないものを、そのままポイッと元に戻してしました。あぁ・・・

<テルミニ駅前のマクドナルド:時間帯で客層が急変>

パソコンに集中していたら、夜中11時過ぎになっていました。客層が激変し、黒人男性ばかり。私以外の女性が一人いるが、地元民っぽい。自分は場違いなので、そそくさと帰る。
店内に黒人のガードマン1人は配置料金を払います。テルミニ駅周辺の治安は良くないです。駅構内にも2か所マクドナルドがあります。こっちの方が、少し安心できます。

<ローマ中心街:どうやって渡るのですか?>

道幅がかなり広く、信号機がないところが多い。(信号機があっても、歩行者はあまり守らないですが・・・)交通量が多く、いつまでたっても車が途切れない。向こう側に渡るタイミングが掴めない。そこでイタリア人のすぐ後を歩いて渡りることを学ぶ。もちろん、車にひかれなさそうな人を選んで。

〇ローマ2日目

日本人青年が一人で朝食中。同国のため、目が合ったが、話せなかった。どこに行ったかくらい聞けばよかった。3泊したが、二度と会わなかった。日本人珍しいです。

「初めての地下鉄」、お得な「ローマ切符」を購入したが、パスポートがないと購入できないと言われ、ホテルに取りに戻る。ホテルが駅近くでほっとする。
自動改札機の購入を強引に教えてチップを要求する老女が、声をかけていく。
まずは名所「コロッセオ」に地下鉄で向かいます。カラオケセットのようなものを持参し、大音量で音楽を流し、マイクで踊り歌う迷惑な「サンタのコスプレおじさん」が登場。皆さん見て見ぬふり。完全に放置です。清潔で最新式の電車でした。帰りは、乗り間違え、荒れている車両に乗ってしまい、その落差に驚く。

地下鉄

観光地は銃を持った警察が睨みを利かせている。この光景は、恐怖感より安心感の方が少し上。

<「コロッセオ」は駅近>

テルミニ駅から数駅。改札口を出たら目の前で驚きます。
都会の中心から、あっけなく到着するが、思っていた以上に巨大な建造物で感動。美しい。
下の方には、補修している人達がいます。

コロセオ

「スペイン広場」は、スペインニャ駅を降りるとすぐ。

スペイン広場

夕焼け時を狙った。人でいっぱいの階段を上がっていく。
上に上がれば視界も広がりどんどん景色も変わる。
うっとり💛歴史を感じます。

誰もが写したくなるオレンジ色に輝く街

「トレビの泉」

トレビの泉はバルベリーニ駅から少し歩いてます。日没しているのに人・人・人です。警察官数名・パトカーも警備して、なんか物々しい。
この名所も実物の方が大きい。夜のライトアップは水がキラキラと反射し、石造はより美しく、自撮りも綺麗に映せた気がします(笑)。イタリア1位・2位の競名所とあって、セルカ棒の貸し出し声掛けも激しい。私のセルカ棒を握っているのに何度も声かけられました。

「トレビの泉」
「フェンディ」の本店

「フェンディ」の本店。

柱がパンテオンに似ている。フェンディが似ている??どちらにせよ( ;∀;)街によくフィットしている。有名ブランドの本店が多いです。

「スペイン広場近くのマクドナルド」

ここはビールもある♪ということで、覚えておいての無人オーダー機で注文(^^)/
言語→イングリッシュ→18歳以上→ビール→購入→クレジット→TRAY→レジへ。そして2階の窓際に座り、ちょいと一杯。

スペイン広場近くのマクドナルド

店を出る頃、ちょっとトイレに行きたいな~と思ったが、列を作っているのでやめた。今思えば、そこで行くべきであった。

<トイレはどこですか?!!‼(‘Д’)!!※1絶体絶命ピンチ>

スペイン広場にはトイレはなく、考え方のスパーニャ駅はない。 そのままテルミニ駅に戻ればよかったが。うろつき公衆トイレも探してしまった。結局、諦めてテルミニ駅まで戻り、限界であった。コインを入れようと思ったら、「50セント」、私は「ユーロ」しか持っていない。ユーロは使えないトイレでした。近くを見ても両替機も見当たらない。駅員に助けを求めると近くの店で両替をしてくれて難を逃れました。「ここにコインを入れて。〇分で鍵が開くから注意して」と教えてくれました。ありがとう!

ローマ3日目 ローマの休日 サンタ・マリア・デル・ポ教会、ポポロ教会、パンテオン

「サンタ・マリア・デル・ポ教会」、「ポッポ」とローマの休日の舞台となった小道を歩く。

画材店もあり、雰囲気のいい静かな場所です。

サンタ・マリア・デル・ポ教会
(コロッセオの上から見えるフォロ・ロマーノ)

「フォロ・ロマーノ」

コロッセオのすぐ隣で、驚きます。

そういえば、コロッセオの上から見えてたけど、てっきりテーマパークだと思ってしまっていました💦

フォロ・ロマーノ

「真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)」まで歩く。

「チルコマッシモ通り」

広い道。遠くに見える褐色の建物にロマンを感じる。
歩くことでしか感じられない開放感と風が気持ちいい。
夕暮れ時は、一層、雰囲気が出てきます。歩くのが好きな方は、おススメコースです。

チルコマッシモ・通り

「ナボナ広場」~「パンテオン」

オープンテラスのおしゃれな飲食店が多い。
ライトアップされたパンテオンを見ながら食事している人たちがいる。本物の歴史的建造物の前でディナーなんて、とても贅沢で憧れます。
お一人ディナー女子でした。私は、断念―(・ω・)

ナボナ広場
パンテオン

「マダーマ宮」

兵士の表情、素敵ですね!今は上院議会が使用されています。

マダーマ宮

「サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会」

サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会

ミサの時間のため入室できず。信者の方々が、教会の扉から出て、また同じ教会の別の扉に入られていました。
パンテオンの近くに、カラフルで、選び取り見取りのジェラート店「DELLA PALMA(デッラ・パルマ)」。

DELLA PALMA(デッラ・パルマ)

外から見てもおいしいとわかるお店。男性にも人気。

「焼き栗」

スペイン広場で「焼き栗」を購入。1個で喉に詰まって苦しい。なんとか個数、食べました。水を購入する自動販売機はないので、栗は2・3個で十分です。交渉すればよかったかも。

テルミニ駅構内地下のスーパーマーケット

チョコを買って帰ろうと、テルミニ駅構内地下のスーパーマーケットに到着。
今更、近くに何でも揃っているお手頃価格なスーパーがあるなんて、、、
最初にこの場所来にくれば無駄遣いしなかったのに~と少し後悔。
あまりの荷物の重さに、ハブ空港(カタール)で、お土産のチョコは買うことにしました

いよいよ最終日(ローマ) ★バチカン観光の日★

バチカン博物館→バチカン市国

バチカン博物館

素晴らしい!見どころ満載です。
有名な絵画や石造物がありますが、私が一番惹かれたのは「地図のギャラリー」です。
長い黄金のトンネルは、とても美しかったです。

ミケランジェロの天井画「システィーナ礼拝堂」は、圧巻です。写真はNGだったのでここには載せれませんが、ほとんどの人が立ち去り、大作をずっと見上げています。もっと長くここにいて、その時代に思いを馳せたい。そんな気持ちにさせてくれる空間です。

※首が痛くなりますので頚椎症の方は控え目に。。。徳島県の大塚美術館に天井画の陶板焼きも有名ですね。

ラファエロ作品「キリストの変容」
「地図のギャラリー」

「ラオコーン像」の前に、とにかく人が群がっています。なかなか最前列には並びません。
施設内は閑散期といえども、途中で人が進まなくなるような箇所がいくつかありました。さすがバチカン博物館!

中央:古代ギリシアの大理石彫刻「ラオコーン像」、右:メロッツォフォルリ作「音楽を演奏する天使たち」

最後には、有名な「らせん階段」を降りると、出口になります。

入り口付近に転売業者いて、彼らは首にかけたスタッフの名札を取り出したり隠したり。目を合わせないように帰りました。バチカン市国も博物館周辺は、転売業者(主にアジア・アフリカ系)。割引価格の「子供で行ける!」と、そそのかされることも。ほとんどの人が無視。私も無視したが、最後に、少し引っかかりました( ;∀;)・・・とにかく転売屋が絡んできます・・・

「行列スキップ券」の転売者(深緑の傘)

<状況>
博物館入口付近(20mくらい前)に、ジャケット姿の身なりの良い黒人男性が立っていて、正規の博物館スタッフだと勘違いしました。実際には彼は転売業者で、正規のチケット17ユーロを57ユーロで「スキップ券」として売りつけようとしてきました。
彼は、「待たされるよ。予約してないの? これを買うべき!」と私を説得し、博物館から道を挟んでチケットショップ(博物館から約100m離れた場所)に誘導しようとしましたが、状況がおかしいと感じ、「ちょっと考えます。」と言って断りました。
最終的に、転売者は、「英語ができないから無理だ!」と言い残して去っていきました。結局、私はほとんど待たずに問題なく博物館に入ることができました。なんだったのか。

<「スリ」にご注意>

ミケランジェロ「ピエタ」

スリ未遂にあいました。

<状況>
人混みの中、私は徐々に彫刻に近づいていきました。
撮影のためにカメラを取り出し、鞄から腕を離した瞬間、誰かの手が私のバックの下をまさぐっているのを感じました( ゚Д゚)! 撮影に夢中になっているうちに、バックの口が開いてしまい、何かが引っかかったような振動がありました。自分の手が見えてしまったため、「ソーリー」と言ってしまいましたが、彼女たちはグルだったようでした。最前列に立って、カメラを手に夢中になった時に、ターゲットにされました。バックの持ち手にカードと財布をリールとチェーンでつないでおいたので、幸い被害はありませんでしたが、リールストラップが壊れていました。

観光スポットでは、スマートフォンを頻繁に出し入れするためにバックの口が開いた状態になりがちです。また、撮影中は被写体に集中しやすく、周囲の状況に気づきにくいです。無料で入場できるこのような人気のスポットは、スリにとって狙い目ですので、注意が必要です。



「サン・ピエトロ大聖堂のドーム」

せっかく来たから屋上まで上がろう(^^)/

階段とエレベーターから選ぶことができます。少し高い入場料を払ってでも、もちろんエレベーターを選択します!
しか~し!途中からでも階段(320階)でした!! (/ロ°)/また、やってもうた。
他の観光客も「ここから?まだだよね?階段があるの?」といった感じで、ザワついている。
仕方がないので、上を目指して皆さん階段を上り始めました。

途中から階段の幅が狭い。最後は笑ってしまうくらい狭い。目前に体格が良すぎる男性が、息を切らせながら立ち尽くしている。せっかく来たのに通り抜けることはできないと思います。事前に注意を促せなかったのかな~。これも自己責任なのか?

着いた!
やっぱり上がってまで登って正解!
添乗員付きツアーでは、行くことができない場所です。個人観光の大きなメリットです。

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(ドーム)

さあ、日本へ帰ろう!観光できなかった場所は少々ありましたが、必ず行きたいところは行けたので大満足です!

バチカン市国 (サン・ピエトロ大聖堂) ここも転売屋が多い

ローマ・テルミニ駅

警察犬とふれあうイタリア警察官。寛容でチャーミングさがイタリア人の魅力♡。犬が内にウン〇していますが、みんな置き去りです。かなり匂いがしますが、誰かが、いつか片づけてくれると思います。

ローマ・テルミニ駅(左1F、右2F)

駅の地下の公衆トイレに行きました。半分くらい個室が使用不可でしたが、半分は使えるのでOKです。だんだん感覚が慣れてきましたー。


空港行の切符も上手く買えたし、早めに乗ろう! でも、レオナルド・エクスプレス列車がこない・・・。

乗り遅れまいと、電子掲示板を見ていたが、いっこうに列車が来る気配がない。どこのホームに来るかはその瞬間による。不安になり、駅員に聞くと、かなり遅れて到着することがわかった。

ようやく掲示されたので、遅れないようにそのホームに行き乗り込む。すると、乗務員に「この列車ではなく次の列車だ」と降ろされる。みんな同じ場所で見ていると、列車は定位置ではなく、かなり遠くで止まった。みんな小走りで向かう。私も必死に行動を真似る。---ようやく乗れた🚃――― Googleマップを見ながら
、空港に向かっているようになり、安心する。

〇レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港到着。

レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港は、「広いから注意」と言っています。そんなに実際広く見えないのだけど~。と油断してしまった。

レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港

出発手続きをして免税店巡り。

一休みで椅子に座ると、不機嫌な日本人集団が隣にいる。なぜかむくれている恋人。添乗員同行ツアーなのか。舵を取る添乗員らしき男性にそっぽ向いている。不満が溜まっているようだ。家族
や友人と訪れても最後、険悪になったりするし、昔は成田離婚とか・・・旅はいろいろあるよね。

イタリア最後のジェラートを食べて、自分への旅の思い出としてお財布を物色。会計をしていると、私の名前が呼ばれているのに気づきました?自分の名前は雑踏の中でもわかる!

ソーリー~~~\(°ロ\)! ~飛行機に乗り遅れそうになり、助けられる。※2 絶体絶命ピンチ

「××さん(私の名前)、これが最後ですよ。もう締め切ります!!」と言うアナウンスが聞こえてきた。まだ、30分くらいあると思うけど、ダメなの?

のんきに話してかけてゆっくり財布を包む定員にイライラ、猛烈ダッシュで重い手荷物をもち搭乗口を探す。あれ?ない!どこ??近くの別の空港会社のスタッフに搭乗券を見せて聞いても素気なく、「右・左・上」くらいしか教えてくれない。このままだと乗り遅れるだろう。右往左往、階段下りたり登ったり、もうダメだ~。一か八か、旅の恥はかき捨てです!!!

フロアの中央で、「日本に帰れな~い。どうしよう!!アナウンスされているのは私です」\(***)(****)/と手を伸ばし、日本語と英語のMIX言語で、頭を抱える日本人とは思えない大げさなジェスチャーで猛烈にアピール!その甲斐あって、助けに来てくれました。カタール空港のイケメン2人(若手とベテラン)が。

そこ場所から、モノレールのような乗り物に乗っていか恩恵を受けています。車両には私たち3人しかいません。2人の慈愛のこもった眼差し(大きな目でまつ毛が長いからそう見えてしまう)。なんとも恥ずかしい。「大丈夫マダム!安心して」とフォローしてくれました。

事前に搭乗入り口まで実際に行って確認しておくのが大事ですね。
約1時間前に消えた不機嫌な日本人集団についていけばよかったです。

〇日本に帰ってきて

羽田空港に帰ってくると、イタリアの石造りの建築物や重厚な生活用品を見ていた影響か、一時的に日本のモノや建物が軽くおもちゃのように見えました。

〇気づき

・イアリア人は体格が良く、小柄な日本人は不便なことが多い。食べ物を運ぶトレーもお相撲さん用かと思うくらい大きい。ミネラルウォーターもビール瓶のような大きさ。

・イタリア人に質問しても、面倒くさそうな反応を受けたこともありました。今回は、スマホ翻訳アプリで、乗り切りましたが、満足して英会話ができると扱いは断然よくなると思います。ここで味わった屈辱感、英会話力を上げる原動力にもなっています。

・切羽詰まった時には助けてくれたから、イタリア人の印象は良くなった。

・イタリアの若い人達は、ロミオとジュリエットのような美しさです。

・生粋のイタリア人はプライドが高いそう。マクドナルドの一つを取ってみても雇用に人種の壁があるような。南に行くほど、住みやすくなり、多様な民族が集まっていることがわかりました。

・中国、韓国、台湾の旅行客も多いので日本人女性は「アジア女性」として見られているよう。現地の人で日本人と中国人は区別しづらいようで、「日本人?」の質問に「はい」と答えると喜んでくれました。旅行者国籍あてクイズの感覚なのかも(笑)

・11時~12月上旬、北イタリアは寒いですが、観光客の割合は多いです。日本人以外のアジア観光客は多いです。写真はアジアっぽさがでないように気を付けました。

・ イタリア女性のファッションは、冬季休暇明け、色は黒が8割。あと紺・グレー。かわいいより格好いい。ほぼスリムなパンツスタイルでスカートはまず見かけない。ピンク・レースのようなユルフワ服は子供でも皆無し。年齢を重ねるとシンプルから上質ファッションへ。

・旅の恩恵なのか、異国で不安なはずなのによく眠れたし、帰国後1週間くらいは心地よい疲れでよく眠れた。こんな眠り、子供の頃からです。

・1人旅は、大人の冒険です。アジア旅行でのチヤホヤ感とか比べ、見下されている感は否めませんが、しょうがないかな~と。

・旅行会社の一人旅は、2人旅の2倍弱くなり、10万円アップ。しかも、1日延泊しただけで、5万円弱アップ。同じホテルをネット検索すると、1万前後だったので、これからは交通機関だけ旅行会社にお願いすることになると思います。繁盛期に行くと、長時間待たされたり、それを回避するなら金額を上乗せする等考えなければいけません。イタリアのような観光地は、ネット環境がいいので一人旅のハードルが下がりました。治安の良くないナポリを観光するなら、そこだけオプションのツアーを利用したいと思います。

つい十数年前まで、友人は「地球の歩き方」を握って一人旅にいったとのこと。今は、スマホがお守り代わりです。自分年齢の若いうちに海外旅行に慣れておくことで、これからの年をとっても安く、気負わずに快適に行けるのがいいですね。

終わりに

この旅でまず思い出すのは、「畏怖を感じるくらいの歴史建造物とインド人のセルカ棒姿(笑)。最初に「意地悪」してきたも「助けて」くれたのも、おそらくインド人。インド人の多さと存在感には驚きです。挫けそうな時は、アウェイでもバイタリティーのあふれるインド人を意識したいと思います。

・・・・終わり・・・

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